東レ株式会社 / PT. Easterntex
ファクトリーマネジメント賞
- 主要事業 :
- ポリエステルおよびコットン混紡紡績糸・織物製造、販売
- 設 立 :
- 1973年6月(操業開始1974年4月)
- 従業員数 :
- 1,693名
- 所 在 地 :
- KM 50 Surabaya-Pandaan, Pasuruan, Indonesia
- 代 表 者 :
- President Director 木立 恵治夫 氏
総合所見
PT. Easterntex社は、ポリエステルと綿の混紡紡績糸・織布の生産工場として1973年にインドネシアに設立された。現在、東レグループの主要生産拠点の役割を担っている。
同社では、28年間継続してきた小集団活動を基礎として管理基盤、技術基盤を整備することで、従業員1,700名を日本人3名と現地管理職11名で工場運営できる現地化の体制を構築できた。小集団活動は日本企業でも形骸化してしまっているところが多い中、決められたステップやツール、運営を守ることで、論理的問題解決力や人間関係力を培い、従業員の高い能力を醸成するとともに、現地化のための能力ある管理職を輩出できている。
また、シンプルであるが基本に忠実なこれらの活動がベースになり、横串プロジェクトも現地メンバーのみで推進し、大きな効果をあげている。
また、各活動が大きな効果をあげていった原動力として、各自の活動状況を評価し人事につなげることで、派遣社員までも含めたモチベーションを上げる仕組みも整備されている。