富士通株式会社 / 株式会社島根富士通 富士通アイソテック株式会社 (※2社の共同応募)
ものづくりCSR貢献
株式会社島根富士通
- 主要事業 :
- ノートパソコンの製造
- 設 立 :
- 1989年12月
- 従業員数 :
- 645名
- 所 在 地 :
- 〒699-0504 島根県出雲市斐川町三絡1180-6
- 代 表 者 :
- 代表取締役社長 宇佐美 隆一 氏
富士通アイソテック株式会社
- 主要事業 :
- (1) デスクトップパソコンの製造
(2) PCサーバの製造
(3) プリンタの設計、製造、販売 - 設 立 :
- 1957年2月
- 従業員数 :
- 832名
- 所 在 地 :
- 〒960-0695 福島県伊達市保原町字東野崎135
- 代 表 者 :
- 代表取締役社長 栃本 政一 氏
総合所見
ローコストを求めて海外生産が常識となったパソコン生産で、富士通アイソテック(FIT)と島根富士通は、多様化するビジネス用途への迅速な対応、すぐれた工場運営、海外に負けない高い生産性/低コストなど、世界トップレベルの「品質」「コスト」「納期」「環境」を追及し、「Made in Japan」のものづくりにこだわる活動を展開している。その結果、富士通アイソテックでは「伊達モデル」、島根富士通では「出雲モデル」と呼ばれる信頼性の高いパソコンを送り出すとともに、地域社会に対して雇用促進の核として大きく貢献している。
「日本発のものづくり確立」への挑戦、「環境対応マネジメント」とともに、同社のマネジメントの成果として特筆に値するのが、2006年度より取り組んできたBCP/BCM(事業継続計画/事業継続マネジメント)である。富士通アイソテックは、2011年3月に東日本大震災で被災したが、10日後には島根富士通で代替生産を開始。1ヵ月後には自社で生産を再開した。これは全社員の知恵を入れた「事業継続マネジメント」しくみづくりと、実践教育をベースにした成果ということができる。