株式会社東芝 東芝キヤリア株式会社 インタビューその5|受賞後の新しい目標は?
GOOD FACTORY賞受賞企業の株式会社東芝 東芝キヤリア株式会社
富士工場長 奥田正幸さん
富士生産企画部 部長 堀部晋司さん
富士製造部 部長 奥田正人さん
列車空調統括部 副統括部長 藤森徹さん
富士生産企画部 富士IE推進担当 グループ長 篠原隆さん
にお話を伺いました。日本能率協会の小宮太郎がインタビューします。
(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
受賞後の新しい目標は?
小宮
それでは最後に、苦楽をともにしている富士工場の方々へ工場長からメッセージをお願いします。
奥田工場長
最初にも申し上げましたが、我々はメーカーですから、ものを作り、それをお客さんに届けて事業が成り立っています。やはりベースはものづくりです。
ものづくりは日々、いろんな改善をしながら、進めなければなりません。そのために大切なのが人材です。
特に、東芝グループは人を大切にするという経営方針を持っています。
人材育成は非常に大切なことなのです。
先ほど奥田部長も言っていましたが、我々が当たり前だと思っていたことが、
外から見ると非常に特長がある活動だと評価されました。
外部から見てもらったことが、我々の気づきにつながりました。
新しい視点でものを見ることもできたと思います。
我々は生産拠点の海外展開を進めていますが、そのコントロールセンター、
主幹工場となるのは富士工場です。
富士工場がしっかりすることによって、海外の拠点も伸びていくわけですから、
これを機会に活動をさらに発展させていかなければなりません。
それが我々のものづくりの強化につながるはずです。
小宮
ありがとうございます、他に何かメッセージがありましたら。
堀部
以前の東芝ではIEが盛んで、素晴らしい活動を展開していましたが、ある時期から活動が推進力を失っていたように感じています。
そのIEという考え方を富士工場で少し復活させ、我々が東芝グループの核になれればと意気込んでいます。
恐らく周囲からもそう見られているようなので、しっかりと実践していこうと思っています。
富士工場のメンバーの他、東芝キヤリアと当社のグループ会社も含めると、
IEのインストラクターが18人います。
そのメンバーが東芝グループに向けて発信していきます。
富士工場だけでも東芝キヤリアだけでもなく、東芝グループ全体に発信したいと考えているのです。
小宮
それではどうもありがとうございました。
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