GOOD FACTORY賞®

GOOD FACTORY大賞 トヨタ自動車 TOYOTA MOTOR THAILAND CO., LTD. (TMT Gateway Plant)

トヨタ自動車 ロゴ
主要事業 自動車製造
設立 1962年10月5日
従業員数 12,356名(2025年12月時点)
所在地 74 Mu.9 T.Huasamrong, A.Plangyao, Chachoengsao 24190 Thailand
代表者 TOYOTA MOTOR THAILAND CO., LTD. (TMT Gateway Plant)
工場長(Project Vice President) 佐々 俊祐

アジアトヨタにおける
次世代の人づくり、モノづくり

受賞理由・所見

TOYOTA MOTOR THAILAND CO.,LTD.は、タイ国内に3工場を展開し、生産台数を着実に伸ばしてきた結果、現在ではトヨタ海外車両工場の中で第2位の生産規模を誇るまでに成長した。工場マネジメントへの評価として2011年にGOOD FACTORY賞®「ものづくり人材育成貢献賞」を受賞し、その後も順調に発展してきた。しかし近年、中国メーカーの台頭によりタイ市場での日系メーカーのシェアが低下する中、さらなる競争力強化が重要な課題となっていた。
御社はこうした環境変化に対応するため、従来の「引き算」型思考から脱却し、目標や前提を一度ゼロに戻して再構築する「ゼロベース」のアプローチを採用し真の正味を追求。これをボトムアップで工場全体に浸透させ、一段高いリーンを実現した。現地審査では、多くのローカルマネジャーが自信を持って活動成果を説明し、革新活動が組織全体に浸透していることが確認された。
審査委員会は、(1) 2011年以降の継続的な工場運営レベルの向上、(2)新車種投入への成果展開(3) 完全ボトムアップによるゼロベース思考、(4) 目標設定なしでも成果を創出する独自手法、(5) 人材育成施策の継続的発展、(6)理想を共有し推進するトップの姿勢を高く評価し、GOOD FACTORY大賞の受賞につながった。

特に評価できる点として

  1. 2011年以降も高度な工場運営を継続しながら、市場の変化に対応すべくさらに活動を進化させている
  2. これらの活動を多くの新車種投入へも活かし、新モデル立上げにおけるアジア圏先頭国として、TMTがリード
  3. タイ国内市場低迷、中国系メーク増(国内市場が2013年より半減、中国系メークのシェア13%へ拡大)への対応をすべく、真の自律化(トップダウンで目標を設定しない完全ボトムアップ)による新たなゼロベース思考での活動を推進
  4. 「目標設定をしない」活動でありながらも明確な成果を創出
  5. 人材育成施策の継続発展(前回受賞2011年からの進化の視点) 2011年以降育成した人材がインストラクターとして安全・マインドから改革まで育成を実施。AJITO活動を牽引 ゼロベース思考の教育も拡充し、プロセスを通じた次世代リーダー育成を推進。低い離職率・高いエンゲージメントを実現。
    ※AJITO:Asia Jiritsuka Innovation as Transformation Optimized
    本活動は、従来のロス改善アプローチではなく理想を追求する「ゼロベース思考(加工点のみが付加価値、あるいはその加工点すら無くす、という思考)」を起点としたアプローチで、かつDo it first(まずはやってみる、チャレンジしてみる)を徹底
  6. 理想をオープンにすることのTOPの覚悟